ハリセンボン
スタンリー・メイヤーの車は、水の電気分解のための電力回路にテスラ回路を応用しているようです。この回路は、わずかな入力で膨大な電力が得られ、更に、メイヤーは、電気分解用パルスを特殊な波形とすることで超高効率の電気分解を実現しています。
なお、テスラ回路は膨大な電力を出力するにもかかわらず、装置は熱くならず、むしろ冷たくなります。そして、メイヤーの車のエンジンも、いくら走行させても冷たいままです。テスラ回路の出力を利用してモーターを回した場合も、モーターは少しも熱くならず、むしろ冷たくなってきます。これらの現象は、恐らく、場の量子論などにより説明可能になるのではないかと思います。
タカギチ
ハリセンボンさん。私の記事を読んでいただいてありがとうございます。
また、メイヤーさんがテスラ回路(テスラコイルのことでしょうか?)を使用していたという情報の提供、たいへんありがとうございます。
永久機関は不可能であるということが、この世界の自然の掟であり、これを破ることはできないということが、現在の科学の根幹になっています。テスラコイルについても入力したエネルギーよりも多くのエネルギーが出てくるなら、それは永久機関になってしまいますから考えにくいですね。
自然界では、エネルギーの入口と出口は必ず同じになります。例えば、水に1ジュールのエネルギーを与えてできてくる水素のエネルギーは必ず1ジュール(以下)であり、テスラコイルを使おうが、波形を工夫しようが、触媒を使おうが、魔法の薬を使おうが、出てくる水素のエネルギー量は変わりません。
いろいろ工夫していたら、たまたま1.5ジュールになってしまいました、なんてそんな甘っちょろいことは絶対にないのです。
私が、水で自動車を走らせることは不可能だと断言するのは、そういう自然の掟があるからです。メイヤーさんはこの自然界の掟をちゃんと理解していたのでしょうか。
それでも、水を使って自動車を走らせることができると信じて疑わない人が大勢いらっしゃるようで、失敗して一財産失ったという人を私は何人も知っています。(笑)