7月23日から25日にかけて、大阪に工場を持つA社に納入された水銀リムーバーの充填作業の立ち合いを行いました。
水銀は大気汚染の原因ともなり、特に水俣条約の発効に伴って、平成30年から規制が強化されている物質です。
また、水銀は特定の条件下ではアルミ合金を腐食して、事故につながる可能性があることが指摘されています。
そのため、さまざまな製品から水銀を除去することは非常に重要となってきています。
IHテクノロジー社は、水銀を効率よく除去する技術を開発した会社で、このような技術を持っている企業は世界的にも2~3社しかありません。タカギチは同社の顧問として、同技術の核となる水銀リムーバー(水銀吸着材)の工場充填作業に立ち会いました。
当日は、心配された雨もなく幸い晴天に恵まれましたが、現場は40℃以上まで気温が上昇しました。しかし作業は熟練の作業者達の手によって順調に進みました。
今後は、IHテクノロジー社の水銀除去技術は国内だけでなく、世界的にも広がっていくと思われます。