新型コロナの感染者数と死亡者数をグラフにしてみました。
今まで第1波から第4波まで感染者数(青線)のピークがあり、現在は第5波が進行中ですが、感染者数はこれまでとは並外れて急激に増えていることが分かります。これは感染力が非常に強いデルタ株が原因だと言われています。
しかしながら一方で、死亡者数のグラフ(赤線)を見ると第5波ではそれほど増えていないことが分かります。感染者が死亡に至る比率はこれまでとは比べてかなり低いのです。私は感染症の専門家ではもちろんないので、死亡率がこれほど低下したはっきりした原因は知りませんが、ワクチンの効果と治療技術が向上したことがもちろん挙げられると思います。しかし、デルタ株は感染力は強いが毒性は低いとも言われているようで、このグラフはこれを表しているのかもしれません。
1918年に大流行したスペイン風邪も数年後には弱毒化したと言われていますが、新型コロナも同じ道をたどるのでしょうか、もちろん油断は厳禁ですが。