この図は自国のエネルギー消費をすべて太陽光発電で賄うとした場合、国土の何%を太陽光発電パネルで覆わなければならないかを示したものです。国土の5%以上が必要な国(赤色で表示)は、西欧、北欧、韓国そして日本。その中でも特に日本は世界で最も太陽光パネル面積に覆われる比率が高い国です。これは国土面積が狭いわりにエネルギー消費が多いというでしょう。
しかし、これを不利と捉えるか。いやいやチャンスに変えるか。
この地図で黒に塗られたところ(面積の0.1%以下ですべてのエネルギー需要をまかなえる国)で太陽光発電を行い、その電力を使って水素を作り、これを液化水素、アンモニア、有機ハイドライドに変えて日本に運ぶ。そうすれば日本国内に発電パネルを設置しなくてもいい。
が、それだけじゃない!今後、このようなビジネスモデルが世界中に拡散したら、そのための様々な技術が日本の強みになります。